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無題

そんなに写真の話をしたいわけではないが(本当はおいしい炒飯の作り方とか書きたい)、とりあえず。

実家のアルバムを眺めながら考える。写真の本質は過去の記録である(デジタル時代の今、写っているものが記録として正しく機能するか、という点はここでは考慮しない)。

デザインされた(コンストラクテッドな)写真はイメージとしての価値はあるが、記録としての価値は無いだろう。それこそイメージのアウトプット手段として用いるのであれば、絵や文章でも事足りるはずである(絵が描けないから代替としている可能性もあるが、それが写真である必然性は無い)。

記録の手段としてカメラを使うのか、ペンの代替として使うのかという点は常に考慮する必要がある。どちらに優劣があるという話ではなく、本質的な部分を理解していないのは危険だな、と自らを戒める意味でも記しておく。